「おひさまエコキュート」は、電力会社、給湯機メーカーが昼間沸き上げるヒートポンプ給湯機を総称する愛称です。
おひさまエコキュートは、主に昼間に沸き上げを行うことで太陽光発電余剰電力を有効活用し、自家消費を促進します。
住宅用太陽光発電の固定価格買取制度の価格は毎年減少しており、2025年には15円/kWhとなっています。
住宅用の固定価格買取制度の期間(10kW未満)は、10年となります。買取期間終了後の価格は、中国電力で7.15円/kWhとなります。
「一般的なエコキュート」と「おひさまエコキュート」の違いについて説明します。エコキュートは、空気に含まれる熱を使って効率よくお湯を沸かす貯湯式のヒートポンプ給湯機のことです。空気に含まれる熱を少ない電気でポンプのように汲み上げる「ヒートポンプ」という仕組みを利用して、効率よくお湯をつくり、貯湯タンクに貯めておき、必要に応じて給湯します。この点は、一般的なエコキュートもおひさまエコキュートも変わりません。ただ大きく違うのは、お湯を沸かす時間帯です。一般的なエコキュートは主に夜間にお湯を沸かしますが、おひさまエコキュートは主に昼間お湯を沸かします。
そもそも一般的なエコキュートは「夜間の電気代の安い電気料金プランとセットで利用するのが基本です。そのため、おもにお得な時間帯(夜間)にお湯を沸かし貯めておきます。一般的なエコキュートは「夜間蓄熱式機器」に該当するするため、夜間がお得なオール電化住宅向けの電気料金プランに加入することができます。
おひさまエコキュートは、「太陽光発電でつくった電気を使うこと」を目的にしているので、おもに発電量の多い昼間にお湯を沸かします。「夜間蓄熱機器」ではないおひさまエコキュートもおひさまエコキュート向けの電気料金プランとセットで利用するのがオススメとなります。おひさまエコキュートは太陽光発電のある家庭でもっともお得になるように設計されています。
エコキュートを現状利用されている方は、「今の電気料金プランでいいのか?」という疑問が浮かんでくると思います。一般的なエコキュートは「夜間の電気代が安い電気料金プラン」とセットで利用するのが基本ですしお得です。
一方でおひさまエコキュートの場合、おもに昼間お湯を沸かすため、夜間の電力消費量はあまりありません。夜間の単価が安い電気料金プランは、一般的に昼間の単価が逆に割高なので、同様の電気料金プランのままだと損をしてしまう可能性もあります。中国電力では「お日様シフトプラン」というメニューがあります。昼間の電力量単価が安めに設定されているため、発電量が足りず、購入した電気を使ってお湯を沸かしても、割高な料金を支払う必要はありません。
電化住宅などでおひさまエコキュート等のヒートポンプ給湯機をご使用で、主として、昼間に沸き上げを行うお客様向け。再エネの出力抑制が増加する時期(夏季以外)は、夜間に比べ、昼間の電力料金単価が割安。
基本料金 ご契約電力が10kWまで 一契約 2018.72円 ご契約電力が10kW超過 480.37円 | |||
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電力量料金 デイタイム(夏季) 1kW 46.46円 デイタイム(その他) 1kWh 44.40円 ナイトタイム・ホリデータイム 1kWh 30.35円 |
一般的なエコキュートからおひさまエコキュートの場合のプラン変更
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