なぜこんなに価格がちがうのか?
太陽光発電・蓄電池システムの適正価格を知ることは大変重要です。なぜなら太陽光発電・蓄電池は、高騰する電気代を払い続けるよりはお得になるという節約商品だからです。価格は、各企業が決めるものなので高いから悪い、安いから良いというものではありませんが、適正価格を知らなければ比較のしようがありません。適正価格を知ったうえで、価格、施工内容、保証内容、アフタメンテナンス等をふまえて総合的な検討が必要です。
太陽光発電を導入するには、ソーラーパネル以外にもパワーコンディショナーや架台など、さまざまな設備を組み合わせる必要があります。経済産業省のデータによると、2024年における住宅用の太陽光発電の設置費用は新築平均値で1kWhあたり28.6万円となっています。これはもちろん目安であり、購入するメーカーや住宅の条件、搭載する容量にもより異なります。
新築の設置費用が1kWhあたり28.6万なのに対し「既築」に設置する場合は平均32.6万円と新築よりも高くなっています。
容量1kWhあたりの設置費用は2022年まで年々低下していましたが、ここ2年ほどは、わずかに上昇しています。とはいえ10年前と比べるとかなり安くなっています。既築で2012年47.9万円が32.6万円まで下がっています。
経済産業省2024より引用
太陽光発電は、ソーラーパネル以外にもパワーコンディショナーや架台などさまざまな設備の組合せから構成されています。経済産業省のデータでは、金額の内訳はソーラーパネルが約47%、パワーコンディショナー約17%、架台約9%、工事費が約29%となっています。
上記の割合を一つの目安として見積もり書等を比較すると良いと思います。架台は、標準架台であればkWh2.8円ぐらいですが、特注架台等を使えば金額は高くなってしまいます。工事費も屋根部材、設置面数などにより変動します。
経済産業省の平均価格は、高額金額も含まれているため、平均的な価格相場として、25万円~が目安といえます。
下記に、kWhシステムごとの参考価格として、掲載しています。
3.4kW設置 | 5.1kW設置 | 6.8kW設置 |
---|---|---|
¥850,000 | ¥1275,000 | ¥1700,000 |
上記は、経済産業省発表の平均値ですが、販売会社によって価格もまちまちです。大手訪問販売会社やショッピングセンターやホームセンターなどでの催事販売などでは、太陽光発電システムで1kWhあたり40万以上、蓄電池で1kWhあたり30万以上の価格も珍しくありません。太陽光発電と蓄電池のセットで相場より100万円以上高いこともあります。このような会社は、工事会社というよりも販売に力を入れている販売会社になるので、求人費用や人件費などが莫大になるためおのずと販売価格は、割高になります。その価格で導入するとなると費用対効果はよくはありません。ので複数社でのお見積りをおススメします。
反対に激安をうたう「一括見積サイト」や「激安ネット集客業者」も注意が必要です。一括見積サイトに登録し、複数社の見積もりをもらい価格の安い販売店のみを選択される方もいます。販売店を探す手間もなく価格を比べるこができます。登録をすると複数社から電話が鳴りっぱなしになることもあります。このような場合、すべての販売店と打ち合わせする時間がとれず電話やメールのみでの対応となることが多いと思います。各販売店は、他社より安い見積りをだすために利益を極限まで削り原価ギリギリの価格を提示します。すべての見積もりがそろい、目が行くのは価格のみとなりがちです。販売店は、利益がギリギリのうえに一括見積サイト側に手数料を支払うわけです。利益なしでの、適正な施工、アフターメンテナンスは望み薄かもしれません。「激安ネット集客業者」は、工事は丸投げの場合がほとんどで、工事に立ち会う事もしません。当然アフタメンテナンスも丸投げです。工事業者というよりもネットの集客業者です。太陽光発電・蓄電池はコンセントを入れれば使える家電製品ではなく、設備工事が必要な住宅設備機器です。適切な施工やメンテナンスが必要です。太陽光発電システムは長く使えてこその機器なので、激安だからといってお得になるとは限りません。価格は、大切ですが施工内容、保証内容、メンテナンス等、総合的な判断が必要です。
上記写真Aは当社施工のものですが、Bは他社施工のものです。スピード工事のようですが、ちょとひどいですね。当社では、できる限り隠蔽配管(配管を壁の中や天井裏の内部を通し、外から配管が見えないようにする施工方法)で施工するようにしています。建物の構造上で隠蔽配管できない場合には、外壁と同色系の配管カバーで仕上げるようにしています。激安価格でもBのような工事では残念ですね。美観だけではなく、安い部材等使われれば寿命にも影響します。安かろう悪かろうでは反対に損することになりかねません。
当社では、上記のような激安価格「安かろう悪かろう」とは一線を画しています。価格のみでのチキンレースをしても誰のためにもなりません。地域密着・自社一貫体制の合理化で高品質施工での地域最安値に挑戦しています。図の中で言えばD社が最高値C社が激安値となります。当社はA社を目指しいます。
お見積り・経済シミュレーションお気軽にお問い合わせください。
蓄電池の適正価格ですが、システムの容量(kwh)や停電時に電気の使える場所(特定負荷・一部屋のみ)(全負荷・全部)やパワーコンディショナーの種類等が違うために一概にはいえません。
国のDR補助金や地方自治体の補助金を受けるには、上限価格が決められています。ほとんどが、1kWhあたり155,000以下となっています。この価格は蓄電池本体と工事費の価格で、特定負荷分電盤や全負荷分電盤、ハイブリッドパワーコンディショナーなどの部材は含みません。部材等を含めると1kWhあたり17万~22万円ぐらいとなります。これは補助金を受けれる価格なので安い方といえます。この価格を目安にすれば間違いないといえます。
蓄電池も太陽光発電と同様に販売会社によって価格は大きく違いがあります。複数社でのお見積りで総合的な判断が必要です。お見積り・経済シミュレーションお気軽にお問い合わせください。
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創業40年の電気工事会社で、17年前より太陽光発電・オール電化工事を専門に手掛け、太陽光発電システムの工事件数は、1500件を超えています。
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